とあるヲタクによるIGNITEの一考察
KAT-TUNのライブDVD『IGNITE』(以下、本作)が発売されてから1週間が経ちました。ツアーに参加してるときはなんとも思わなかったのに、DVDでみるといろいろ考えちゃいますよねー、、、というわけでその辺にいるヲタクの一考察です。考察ですからね!こういう風に思ってる人もいるんだなーって楽しんでください!(にしては文が堅い)
章立て
- IGNITEのコンセプトについて
- 本作におけるKAT-TUNの立ち位置
- クロサンドラについて
- GO AHEAD前の映像が示すもの
- DANGER後の演出が示すもの
- クロサンドラ後の映像が示すもの
- まとめ
1.IGNITEのコンセプトについて
「炎」「火」「灯」などといったKAT-TUNのブランドイメージを想起させるもの。加えて、「導く」というコンセプトもあるようです。*1
*1 IGNITEパンフレットから
2.本作におけるKAT-TUNの立ち位置
- 火を操る*2
- Diamond Skyの衣装のフードが魔女の象徴である三角帽を模している
- 本作のポイントとなる楽曲(Diamond Sky、GO AHEAD、DANGER、クロサンドラ)の衣装がタロットカードの魔術師の装束と同じ赤色
以上のことを踏まえると、本作における3人は火を操る魔術師であり、赤い衣装を着ているときは魔術師である。
*2 オープニングの映像、Diamond Sky中の特効が3人の合図によって放たれることから。
2020.04.20追記
UNIONのオープニング、10Ks!のTRAGEDYからも赤い衣装って考えると赤は重要な色という気がする。
3.クロサンドラについて
- 花言葉「友情」
- 別名「サマーキャンドル」
- 夏の花であり、寒さに弱い
花言葉が「友情」であることからクロサンドラは友情の象徴である。一般的に友情は大事なものとされることから、本作で度々でてくる『大事なもの』はクロサンドラを指している。
4.GO AHEAD前の映像が示すもの
- 3人の前に氷柱が現れる
- 時間が巻き戻ると氷柱の中にクロサンドラが見える
- 時間が戻せるのにクロサンドラが凍る前には戻せない
3.で示したようにクロサンドラは寒さに弱い。そのことからクロサンドラにとって凍ることはあってはならないことである。そのクロサンドラが凍る前には戻せないということは、「あってはならないことが起きる前には戻れない」ということの暗示である。さらに2.からGO AHEADからの衣装は赤色であることから、この先のKAT-TUNは火を操る魔術師である。
5.DANGER後の演出が示すもの
- 3人が透明なものを持つ
- 透明なものがオレンジになると氷柱に向かって投げる
- 氷が少し溶けるが完全には溶けない
この流れから透明なものは「火」を具現化したものだといえる。氷が完全には溶けないことからDANGERの特効のような圧倒的な炎では溶かせない氷であることがわかる。
6.クロサンドラ後の演出が示すもの
- 氷柱が完全に溶ける
- クロサンドラが現れる
- 会場全体がオレンジの淡い光に包まれる(クロサンドラ披露中)
3.で示したようにクロサンドラの別名がサマーキャンドルであること、淡い光に包まれることからクロサンドラを凍らせていた氷は圧倒的な炎ではなく、ろうそくのような火で溶かすことができる。
7.まとめ
以上のことを踏まえてIGNITEの演出から考えられるメッセージは
「大切なものを失う前には戻れない。しかし、道を拓く方法はある。それはひとつとは限らないし、思いがけない方法もある。」
ではないでしょうか。もしかしたら大切なものというのはタイミング的にジャニーさんのことなのかもしれません。エンディングにジャニーさんの言葉も引用されていますしね。
ここまで書いておいてなんですが、私的に最大の謎であるハロハロのことは全くわかってません。もしかしたらハロハロのことが分かれば、ここに書いたことも全部覆ったりする…かも…?
ここからは余談ですし、曲解かもしれませんが、クロサンドラの花の色は一般的には「オレンジ」ですが、稀に「黄色」「赤みのオレンジ」もあるようです。本作においてクロサンドラは大事なもの…泣いちゃうねー!!!!!!!